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使い捨てカップを選ぶ時のポイントを解説!おすすめの商品もご紹介!

この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。

スープやソース、ドレッシングなど液状のものから、サラダや付け合わせといった少量のメニュー。さらにかき氷やポップコーンを中心としたテイクアウト系メニューまで、さまざまな商品を持ち運ぶために使われるのが「使い捨てカップ」です。使い捨てカップは製品によって材質や機能が異なります。そのため、使うシーンや中に入れるものに適した使い捨てカップを選ぶのがポイントになります。今回の記事では、使い捨てカップの材質や選び方とともに、おすすめの使い捨てカップを紹介します。


使い捨てカップとは?


使い捨てスープカップ②

「使い捨てカップ」とは、汁物やメインメニューの付け合わせ、テイクアウト系の商品などを提供するときに使用する丸型の容器です。比較的小型のものが多く、活用できるシーンが幅広いため「汎用カップ」と呼ばれることもあります。
使い捨てカップは次のような用途で使用されています。

  • お味噌汁やスープメニューの提供
  • 別添えソースやドレッシングの提供
  • メインメニューの付け合わせやサラダなど少量メニューの提供
  • かき氷、ポップコーンなどの提供
  • 試飲用

使い捨てカップの材質


使い捨てカップ③

使い捨てカップの材質は、主に「発泡素材」「透明プラスチック」「紙」「バガス」の4種類があります。それぞれの材質ごとに特徴を解説します。

発泡素材

発泡素材とは、プラスチックを特殊加工(発泡)させたものです。発泡素材を使った使い捨てカップは、断熱性の高さが特徴です。中身の温度が手に伝わりにくいため、お味噌汁やスープ類といった熱い汁物、かき氷などの冷たいものを入れるのに適しています。一方で電子レンジの使用ができないものが多いことには注意しましょう。長時間持ち歩く必要があり、温め直しが必要なメニューには向いていないとされます。

透明プラスチック

透明プラスチックを使った使い捨てカップは、外側から中身が見えるのが特徴です。付け合わせのサラダのほか、ドレッシングやソースに多く使われています。

紙素材の使い捨てカップは、ナチュラルな風合いを楽しめるのが特徴です。
紙とはいえ、基本的に内側がラミネート加工されているため、スープなど水分の多い商品にも使用できます。ただし、中身の温度が手に伝わりやすいため、高温のものを提供することには向いていません。
紙素材の使い捨てカップは、スープ類の他にもかき氷やポップコーンなどに利用されています。近年は環境への意識が社会的に高まっており、テイクアウト用の使い捨てカップをプラスチック素材から紙素材のものに切り替える店舗も多くなりました。

バガス

バガスとは、サトウキビの搾りかすからつくられる素材です。環境にやさしい素材であるのと同時に、耐久性が高く丈夫な点が特徴です。耐水性や耐油性が高く、さまざまなメニューの容器として使えます。電子レンジにも対応しており、温め直しが必要なテイクアウト商品にも向いています。

折兼ラボ|環境に優しいバガスとは?バガスと紙、それぞれの容器のメリット・デメリットを紹介

使い捨てカップを選ぶ際のポイント


使い捨てカップ④

使い捨てカップは、中に入れるものによって使い分けが必要です。適した使い捨てカップを選ぶポイントは「篏合性(かんごうせい)」と「電子レンジ対応の可否」です。それぞれのポイントについて解説します。

嵌合性

嵌合性とは「蓋がしっかりとしまる」性質を指します。特にテイクアウト用の汁物やドリンク類を入れる使い捨てカップの場合は、篏合性が高いものを選びましょう。蓋がしっかりしまり、中身が漏れてしまうのを防げます。

電子レンジに対応しているか

使い捨てカップは、商品によって電子レンジ使用の可否が異なります。電子レンジ対応の商品にすべきかどうかは、商品を提供するシーンに合わせて考えるのがおすすめです。かき氷やポップコーンなどそのままの温度で食べられるメニューや、イベントの屋台などその場で食べることを前提にしたメニューを提供する場合は、電子レンジ不可の使い捨てカップでも問題ありません。一方でテイクアウトやデリバリーメニューは、温め直しが必要になることが多いため、容器を移し替えずにそのまま温め直しができる電子レンジ対応の使い捨てカップが向いています。

おすすめの使い捨てカップ

「どの使い捨てカップを選んでいいか分からない」という方のために、容器スタイルおすすめの使い捨てカップを4つ厳選して紹介します。

中央化学 スープカップ CFカップ 95-270 白 本体


ベーシックな発泡素材製の使い捨てカップです。コストパフォーマンスが高く、低発泡素材を採用しているため、断熱性が高い点が特徴です。耐熱温度は80度で、スープ類などの提供に向いています。ただし、電子レンジに対応していない点に注意しましょう。

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汎用透明カップ リスパック バイオカップ 129パイ 430B


地球にやさしい「バイオPET素材」を使用した透明バイオプラスチックの使い捨てカップです。環境に配慮した透明の容器をお探しの方におすすめします。シンプルな形状のため、サラダをはじめとしたさまざまなメニューを入れる容器として使用でき、別売りで蓋も展開されています。

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紙カップ KM100-390 本体 ナチュラル ケーピープラテック


「未晒紙素材」を使用した使い捨てカップです。ナチュラルな風合いが楽しめるため、オーガニックメニューやエスニック料理などに向いています。内面にはラミネート加工が施されていますが、油の多いメニューの場合は内面が溶けて汁漏れにつながる可能性があるため、注意しましょう。

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パックスタイル バガス容器 WBカップ 62-40 ラミ


麦の非可食部とバガスの混合素材から作られた使い捨てカップです。内面には「PLAラミネート加工」を施しているため、耐油・耐水性があります。ドレッシングなど油分が多いものや、付け合わせ・果物など味移りを防ぎたいものを入れるのにも向いています。電子レンジの使用も可能です。小型なため、試飲カップとしても使用できます。

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まとめ

使い捨てカップについて、材質別の特徴や選び方、おすすめの商品を紹介しました。使い捨てカップはその場で楽しむ飲食物を提供するほか、テイクアウトやデリバリー、試飲の容器にも向いています。機能性にすぐれたものから、地球環境にやさしいエコ素材のものまで、さまざまな商品があるのもポイントです。目的に合う使い捨てカップを選び、イベントでの飲食物の提供やテイクアウト、デリバリーなどに活用しましょう。



この記事を書いた人

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

2019年折兼に営業職として入社し、名古屋支社に配属。
現場での営業経験を積んだのち、2022年に通販事業部に異動。
通販MDとして容器スタイルの掲載商品数増や、名入れスタイルの顧客対応をしています。
MDとして培った商品知識を生かした記事を執筆していきます。

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