この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。
飲食店で働く方々は、自店のコンセプトに合ったこだわりのユニフォームを身につけていらっしゃいます。
しかし、どんなに素敵なユニフォームを着こなしていても、汚れがあちこちに付いているようではせっかくのユニフォームが台無しであり、またお客様にも不清潔だと思われてしまいます。
そこでこの記事では、飲食店で日々汚れてしまいやすいユニフォームを洗うポイントや、おすすめの洗剤をご紹介します。
飲食店のユニフォームに付く汚れの正体とは
お客様と対面する上で、ユニフォームの汚れは決して良い印象を与えません。
しかしながら、飲食店で働く上で汚れがついてしまう場面は、厨房内に限らずいたるところにあります。
特に白いユニフォームの場合、少しの汚れでも目立ってしまいます。
そして飲食店で付着する汚れは、家庭の台所などで付く汚れより落としづらいものが多く、お店の方たちの悩みのタネとなっています。
汚れの正体のほとんどが“油汚れ
飲食店のユニフォームに付いてしまう汚れの正体は、ほとんどが油汚れです。
水と油は混ざらないので、市販の一般的な家庭用洗剤で「日常生活では付かないような、大量の油汚れを溶かし出すこと」はかなり難しくなります。
洗濯後も残ってしまった油汚れは、ユニフォームの繊維に付着したまま固まってしまうため、通常の洗剤では何度洗っても落とせないこびりついた汚れとなってしまいます。
「油汚れに強いこと」を売りにした家庭用洗剤もありますが、あくまで家庭の台所汚れを想定しているため、飲食店の厨房の頑固な油汚れには対応できない場合がほとんどです。
汚れの種類
飲食店のユニフォームに付着する汚れには、油汚れのほかにもさまざまな種類があります。
ここでは、以下の3種類に分類します。
①油溶性の汚れ
汚れの特性:油の成分が入っており、水には溶けないが油には溶けやすい。
代表的な汚れ:調理用油、カレー、ミートソース、マヨネーズ、バター、チョコレート、皮脂など、油を含んだ汚れ。
②水溶性の汚れ
汚れの特性:水に溶けやすいため、水洗いで落ちることもあるが、時間が立つと酸化してシミになってしまう。汚れやシミに水を一滴垂らした時、水が染み込めば水溶性の可能性が高い。
代表的な汚れ:コーヒー、ジュース、果汁、醤油、ソース、化粧品、汗など。
③不溶性の汚れ
汚れの特性:油にも水にも溶けにくいため、汚れは落ちにくい。
代表的な汚れ:泥、砂、ホコリ、スス、金属サビ、鉄粉、墨汁、ガムなど。
汚れの性質を知ることは、汚れが付いてしまった際の応急処置や洗剤選びに役立ちます。
ここからは、上記の汚れの落とし方に注目していきましょう。
飲食店ユニフォームを洗うポイント
衣類に付いてしまった汚れは、時間が経てば経つほど落ちにくくなってしまいます。
日々忙しい中でもユニフォームを清潔に保つために、適切な洗い方をご紹介します。
汚れを落とすポイント
汚れを落とすうえで大切なポイントは、2点あります。
①汚れたらすぐに洗う
付いたばかりの汚れはまだ柔らかく落としやすいですが、時間が経つほど汚れが固くなり、繊維にからみ付いてしまいます。
「汚れたらできる限り早く洗う」「汚れた日のうちに洗う」という習慣があるだけで、汚れのこびりつき防止や落としやすさにつながります。
②洗濯洗剤を使用する
手間をかけずにシミを落とすためには、「洗濯洗剤」の使用が必須です。
汚れやシミを落とす代表的な洗剤は、「漂白剤」です。
漂白剤には、塩素系と酸素系があります。
塩素系漂白剤:漂白力、除菌力、殺菌力ともに強力だが、繊維が傷んだり色落ちしたりする可能性がある
酸素系漂白剤:塩素系よりも漂白力は弱いが、繊維を傷つけることなく色物衣類にも使用可能
ユニフォームに合わせて漂白剤を選び、洗濯用洗剤と一緒に洗いましょう。
漂白剤を使用できないものや、漂白剤によって効果的な洗濯方法が異なるため、洗剤に表記された説明や公式ホームページをよく読んでから使用しましょう。
また、汚れの性質によっても落とし方が異なります。
油溶性の汚れ
漂白剤を使用することで、汚れを落とすことができます。
クレンジングオイルやベンジンなどを使用した洗濯方法もありますが、市販の洗剤でも十分な洗浄力があると考えます。
水溶性の汚れ
油溶性と同じように、漂白剤で十分に汚れを落とすことができます。
汚れやシミの水分を取り除いてから、洗濯するとより効果的です。
不溶性の汚れ
まずは、乾いた状態でできるかぎり汚れを叩き落としましょう。
その後、部分洗い剤や液体洗剤、酸素系漂白剤を汚れの部分に付け、洗濯機で洗う方法が効果的です。
汚れが繊維の奥へ入り込んでしまう可能性があるため、安易にもみ洗いしない方が良いでしょう。
飲食店ユニフォームの洗濯におすすめ!業務用洗剤をご紹介
前章では漂白剤の使用をおすすめしましたが、「容器スタイル」で取り扱っている業務用洗剤には衣料用の洗濯洗剤でも頑固な汚れを落とすタイプもあります。
今回は、容器スタイルでご購入できるおすすめの業務用洗剤を4つご紹介します。
衣料用洗剤 液体ビック 無蛍光・無香料タイプ4.5㎏
油、魚・肉汁、血液、皮脂の汚れや臭いを除去する効果があります。
無蛍光・無香料タイプなので、食材に触れる恐れのある布巾やおしぼり、軍手などにも安心して使用できます。
蛍光増白剤が入っていないため、きなりや淡色系の衣類にも安心です。
衣料用洗剤 液体ビック 作業着洗い4.5㎏
パワフル洗浄成分で、オイル系の頑固な汚れをしっかり落とす効果があります。
爽やかなハーブ(ユーカリエキス)系の香料を配合しており、汗や皮脂の臭いを抑えてすっきりとした洗いあがりになります。
蛍光増白剤が入っていないため、きなりや淡色系の衣類にも安心です。
衣料用洗剤 ワイドハイターEXパワー業務用4.5L
洗剤だけでは落ちない「蓄積臭」を強力分解し、タオルの臭い戻りを防ぎます。
洗濯時はツンとしない爽やか花の香りで、乾いた後はにおい残りがほとんどありません。
色柄物にも使え、少ない量でしっかり除菌・消臭・漂白することができます。
漂白剤のため、業務用洗濯洗剤と一緒にお使いください。
漂白剤 メディプロ ブリーチ 5kg ライオンハイジーン
白物衣類の漂白・除菌効果があり、白物の布巾・おしぼり・タオルなどのシミ・黄ばみの漂白、除臭に役立ちます。
その他にも、食器や器具類の漂白・除菌・除臭、トイレや浴槽まわりの除菌・除臭など、多用途に使えます。
漂白剤のため、業務用洗濯洗剤と一緒にお使いください。
まとめ
ユニフォームも飲食店の印象やイメージを左右する大切なツールひとつです。
「毎日、清潔なユニフォームで、気持ちよくお客様をお迎えする」という気持ちを持ち続けることが、お店の繁盛にもつながっていきます。
ぜひ、汚れをきちんと落とすユニフォームの洗濯を、日々の大切な業務として習慣づけましょう。
この記事を書いた人
松井 誠一郎(まついせいいちろう)
松井 誠一郎(まついせいいちろう)
2020年折兼に入社。
EC事業部にてキャンペーンやセールなどの企画を担当しています。
折兼入社前は医療機器メーカーで営業を担当。
食品包装資材については日々勉強中ですが、お客様のお悩みを解消できる記事を執筆できるよう、精進してまいります!
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