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弁当によくついている「バラン」とは?意味やおすすめの商品をご紹介!

この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。

持ち帰り弁当や寿司にはなくてはならない「バラン」。
飲食店の方々は普段当たり前のように使われていると思いますが、あらためてバランの由来や意味・役割を確認していただくとともに、様々な形状とおすすめの商品をご紹介いたします。


バランとは

弁当や寿司などの容器の中に必ずといってよいほど仕切りとして入っている、緑色のギザギザシート。
通称「バラン」と呼ばれています。

もともと植物の名称で、漢字では「葉蘭」と書き、「ハラン」と読みます。
昔はこの「葉蘭(ハラン)」という植物を使って、食べ物を仕切っていたと言われています。
当時も、隣り合わせの食べ物の味が混ざることや色移りしてしまうことを、料理人たちは気にしていたようです。

しかし、天然の植物であるがゆえに、葉蘭自体のにおいが食べ物に移ることや、葉蘭を必要な時にすぐ用意することができないといった問題がありました。
そのため、このような問題を解決できるプラスチック製の葉蘭が作られるようになりました。
当初は「人造ハラン」と呼ばれました。

その後、発音しやすいように「人造バラン」と呼ばれ、またそれが省略されて「バラン」と呼称が変化していきました。
また、バランの形は今でも一番よく見かけるギザギザの形に始まり、後に様々な形が作られるようになっていきました。


バランの使用例

バランの意味・役割

一見すると「ただの飾りでは?」「本当に必要なの?」と思われがちですが、バランには主に3つの大切な意味や役割があります。

味・におい移り防止

バランの最も重要な役割は、料理同士を仕切ることによって、味やにおいが移らないようにすることです。
ソースやタレが隣の料理についてしまったり、味やにおいが移ったりすることで一品の料理が台無しになってしまう可能性があります。

傷み防止

弁当には水分を多く含むおかずもあり、その水分が移ってしまうとフライものなどが傷みやすくなります。
バランの素材は主にプラスチックで耐水性があるため、バランで仕切って水分の移動を防ぐことで料理を傷みにくくし、保存性を高めることができます。

彩りをよくする

茶色系のおかずが多くなっても、弁当に緑色の野菜類を入れることで色のアクセントになり、彩りが良くなります。
しかし、野菜を買って準備する手間があり、また野菜を入れるスペースがない場合などもあります。

そこで、緑色のバランを入れることで、簡単に彩りをよくし、弁当全体の色のバランスを整えることができます。
また、野菜のように傷みや変色に困らないといったメリットもあります。


バランの使用例

バランの種類とおすすめ商品をご紹介

バランの素材については、プラスチック製の使い切りタイプが主流ですが、最近では洗って繰り返し使えるシリコン製も主に家庭用として普及しています。
また、バランの色・形状は「葉」をイメージした緑色の山型が一般的ですが、笹型や赤色のもみじ型、エビ型など、様々なバリエーションがあります。

ここでは、プラスチック製の使い切りタイプの様々な形とおすすめ商品を紹介いたします。

山型


山型

山型は、最もよく使われている「ギザギザで葉をイメージした形状」です。
高さの種類もありますが、特に横の長さの種類が豊富で、それぞれの弁当にあったサイズを使い分けることができます。

山型のおすすめ商品はこちら

三枚笹・笹型


三枚笹・笹型

笹の葉をかたどったバランで、料理のジャンルを問わず使えます。
特に、笹の葉を3枚合わせた「三枚笹」が広く使われています。

三枚笹型のおすすめ商品はこちら

笹型のおすすめ商品はこちら

もみじ・大葉型


もみじ・大葉型

もみじ型、大葉型ともに、天然の葉に近いサイズ感で演出できます。
もみじ型は赤色もあり、紅葉の季節にはぴったりのバランです。

もみじ型のおすすめ商品はこちら

大葉型のおすすめ商品はこちら

松・タケノコ型


松・タケノコ型

松型、タケノコ型といわれるバランは、どちらも縦長で松や竹の子をイメージしており、形状はほぼ同じです。
お祝いの料理でよく使われ、高級感を演出できます。
また、松・タケノコ型を複数個連ねた横長のバランもあります。

松型のおすすめ商品はこちら

タケノコ型のおすすめ商品はこちら

エビ型


エビ型

縦長の海老をかたどったバランで、松・タケノコ型と同様に高級感を演出できるため、ギフト用の肉などにも使われます。
こちらも、エビ型を複数個連ねた横長のバランがあります。

エビ型のおすすめ商品はこちら

大判エビ型のおすすめ商品はこちら

カニ型


カニ型

珍しいものとして、蟹の形をしたバランがあります。
緑色だけでなく、より蟹らしい赤色もあります。

カニ型(赤)のおすすめ商品はこちら

カニ型(緑)のおすすめ商品はこちら

まとめ

バランは、料理自体の美味しさを保つだけでなく、それぞれの弁当や寿司、ギフト用食品にふさわしい形状のバランを装飾として使うことで、見た目の美味しさも演出できます。
実際に販売されている他店の商品も参考にしながら、バランをより上手に活用しましょう。



この記事を書いた人

松井 誠一郎(まついせいいちろう)

松井 誠一郎(まついせいいちろう)

2020年折兼に入社。
EC事業部にてキャンペーンやセールなどの企画を担当しています。
折兼入社前は医療機器メーカーで営業を担当。
食品包装資材については日々勉強中ですが、お客様のお悩みを解消できる記事を執筆できるよう、精進してまいります!

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