この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。
食品の冷凍保存や小分けに便利なフリーザーバッグ。
サイズや厚みの違いだけでなく、密閉性の高いものや湯煎・電子レンジに対応するものなど、様々なタイプの商品が展開されています。
今回は、フリーザーバッグを選ぶ際に気をつけたいポイントや、代表的な商品である『ジップロック』をはじめとしたおすすめの商品を紹介していきます。
フリーザーバッグとは
フリーザーバッグは、ポリエチレン製の袋の口にジッパーがついて密閉できるようになっている食品保存用の袋です。
食材や調理済みの料理、調味料などを冷凍保存する際に使われています。
代表的な商品としては、旭化成ホームプロダクツの『ジップロック』があります。
フリーザーバッグの選び方
幅広く活躍してくれるフリーザーバッグは、目的に合わせていくつかのタイプを常備している方も多いでしょう。
豊富な種類が展開されていますが、以下のポイントに注目して商品選びをすることで、さらに使い勝手が向上します。
・密閉性の高さ
・厚み・サイズ
・マチ付きかどうか
・電子レンジ・解凍等に対応しているか
それぞれ詳しく解説していきましょう。
密閉性の高さ
フリーザーバッグは、カレーやシチューといったペースト状のものや、タレに漬け込んだ肉や野菜などの保存にも活躍します。
しかし水分量の多い食材を扱う時、密閉性の低い商品を使用すると液漏れや鮮度低下を招く恐れがあります。
そんな時は、密閉性の高いダブルジッパーの商品を使用しましょう。
二重のジッパーが液漏れを防ぐと同時に、ジッパー部の幅が広いため、しっかりと密着させることができます。
一方、開閉のしやすさがメリットのスライダー付きタイプは、ジッパー部分に隙間ができやすいため水分が多いものには向いていません。
水漏れが心配ない固形物や、頻繁に袋から出し入れする食品の保存におすすめの商品です。
厚み・サイズ
冷凍保存が一番の目的であるフリーザーバッグは、適度な厚みがあることが重要です。
厚みが薄すぎると袋自体から空気が通ってしまい、食品に乾燥や酸化が生じてしまうことも。
フリーザーバッグの厚みは、0.06㎜以上を目安に商品を選びましょう。
また、用途に合わせたサイズ選びをすることも大切。
サイズが小さすぎると水漏れや密閉不足の原因に、サイズが大きすぎると食品が空気に触れる面積が増え、乾燥や酸化の可能性が高まります。
多くのメーカーでは、S・M・Lサイズやヨコ型・タテ型といったバリエーションが展開されています。
よく使用する商品の容量を目安に、ピッタリのサイズを選びましょう。
マチ付きかどうか
ボリューム感のある食品を保存するときは、マチ付きのフリーザーバッグがおすすめです。
マチ巾によっては容量が大幅に増え、一度にたっぷり保存できます。
パンなど、つぶさずに冷凍したいものの保存にも便利でしょう。マチ付きは自立するタイプが多いため、食品を入れやすいメリットもあります。
ただし、冷凍庫の中では場所を取るため、厚みのない食材などはコンパクトに収納できるマチなしタイプがおすすめです。食品のボリュームによって使い分けましょう。
電子レンジ・解凍等に対応しているか
フリーザーバッグを選ぶ際は、商品の耐熱温度・耐冷温度にも注目してみましょう。冷凍保存に対応しているのは基本ですが、電子レンジ対応の商品であれば調理の効率も上がります。
フリーザーバッグは電子レンジでの解凍可能な商品が多いものの、一部対応していない商品もあるため事前のチェックが必要です。
また、電子レンジ解凍可能な商品であっても、カレーやシチューなど油分が多い食品は耐熱温度を超える可能性があることから、電子レンジでは解凍しないように注意書きされているものがほとんどです。こちらもあわせてチェックしましょう。
フリーザーバッグは湯煎できる?
「100℃以上の耐熱温度があれば湯煎できるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、湯煎の可否は商品により異なります。
耐熱温度が高い商品でも、注意書きなどをよく読んでから使用しましょう。
例えば100℃の耐熱温度を誇る『ジップロック』でも、鍋や鍋底にフリーザーバッグが触れると耐熱温度を超えてしまうことを理由に、湯煎には使用できないとされています。
おすすめのフリーザーバッグ紹介
ここからは、使い勝手の良いおすすめのフリーザーバッグを紹介します。
保存袋 ジップロック フリーザーバッグ M 18枚入 シンプルモデル 旭化成
フリーザーバッグの代表格『ジップロック』のシリーズです。
簡単・スムーズな開閉性と、高い密封性を実現するダブルジッパーを採用。オープンタブによって、袋口の摘まみやすさにも配慮されたデザインです。冷凍保存はもちろん、電子レンジ解凍にも使用できます。
野菜や肉といった食材、調理済みの食品などあらゆる内容物の保存に向いており、マルチに活躍する商品です。
・サイズ:縦189×横177㎜
・厚み:0.06㎜
・耐熱温度:100℃
・耐冷温度:マイナス71℃
チャック付き袋 ユニパック チャック付きフリーザーバッグL 生産日本社
開閉が一目でわかるユニバーサルデザイン2色ジッパーを採用し、密閉漏れをしっかりと防ぐ商品です。
袋巾が広い横型タイプで、底が浅いため内容物の出し入れがしやすい特徴があります。袋底の角が丸く、食品の残りにくさや袋の洗いやすさなどにも配慮された工夫の多い商品です。
保存日や食品名などを記載できるメモ欄があるので、食材管理もバッチリ行えますね。
・サイズ:縦180×横300㎜
・厚み:0.06㎜
・耐熱温度:80℃
・耐冷温度:マイナス30℃
チャック付き袋 Heftyスライダーバッグ M 25枚入(冷凍・解凍用) 東洋アルミエコープロダクツ
出し入れの頻度が多い食品や、ボリューム感のある食品の保存におすすめなのがこちらの商品。ラクラク開閉が魅力のスライダー付きフリーザーバッグです。
マチ巾も5㎝あるため、ゴロゴロとしたブロッコリーなどの野菜、厚みのある肉などもたっぷり収まります。マチを広げれば自立するため、冷蔵庫や冷凍庫で立てての収納にも便利です。
ただしスライダー付きタイプのため、水分や油分が多いものには適していませんのでご注意ください。
・サイズ:縦144×横203㎜×マチ50㎜
・厚み:0.06㎜
・耐熱温度:85℃
・耐冷温度:マイナス18℃
チャック付き袋 ユニパック フリーザーバッグ シトラス M 10枚入 生産日本社
ダブルジッパー仕様で、密閉時にはパチパチ音で知らせる「ジョイグリップ」が採用されているため、高い密閉度を維持できる商品です。
シトラスをイメージした温かみのある袋デザインも魅力のひとつ。ちょっとした食品の保存も楽しく行えそうです。日本製のため、品質が高く食品の保存にも安心して使用できます。
・サイズ:縦180×横220㎜
・厚み:0.06㎜
・耐熱温度:80℃
・耐冷温度:マイナス30℃
まとめ
フリーザーバッグを選ぶときには、ダブルジッパーやマチの有無、袋の厚みや耐熱・耐冷温度などに注目することで、用途にピッタリの商品を見つけることができます。
サイズは頻繁に使うものを中心に、大小いくつかそろえておくことで、食品や保存方法ごとに使い分けられて便利になります。
フリーザーバッグを上手に活用して、日々の調理を効率的にしていきましょう。
この記事を書いた人
松井 誠一郎(まつい せいいちろう)
松井 誠一郎(まつい せいいちろう)
2020年折兼に入社。
EC事業部にてキャンペーンやセールなどの企画を担当しています。
折兼入社前は医療機器メーカーで営業を担当。
食品包装資材については日々勉強中ですが、お客様のお悩みを解消できる記事を執筆できるよう、精進してまいります!
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