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ペーパータオルの選び方とは?種類やメリットについても紹介

ペーパータオル

感染症対策の観点から、衛生面が気になる人も多いのではないでしょうか。掃除や手拭きなどの場面で衛生的に使えるアイテムとして、注目を集めているのがペーパータオルです。ペーパータオルを正しく使えば、清潔感を得ることができ、利便性も向上させられるでしょう。

この記事では、ペーパータオルの利用シーンや種類・メリット・選び方などを詳しく解説します。

この記事は、食品容器・資材専門の通販サイト「容器スタイル」が監修しています。

ペーパータオルとは?利用シーンは?

ペーパータオルとは、トイレやキッチンなどで利用される使い捨ての紙のことです。ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどに比べると、柔軟性・耐久性・吸水性に優れているのが特徴です。タオルよりも衛生的に使えることから、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が高まっています。

ペーパータオルはおもに手洗い後の手拭き紙として使われているほか、料理・掃除などの幅広いシーンで利用されています。自動車の整備でブレーキオイルを拭き取ったり、汚れたテーブルをきれいにしたりと、状況に応じて便利に使えるアイテムです。

ちなみに、料理の際に使うキッチンペーパーもペーパータオルの一種です。調理で使えるペーパータオルには調理用と記載されています。間違えて衛生用の商品を使わないように気を付けましょう。

ペーパータオルの種類

ペーパータオルは大きく分けて、ポップアップタイプ・ロールタイプ・洗えるタイプの3種類があります。それぞれに適した利用シーンが異なるため、タイプごとの特徴を押さえておくことが大切です。ここからは、3種類の特徴を紹介します。

ポップアップタイプ

ポップアップタイプのペーパータオルは箱ティッシュによく似た形状をしています。基本的にはビニールの袋に収納されており、1枚取り出すと次の1枚が出てきます。安価なものが多く、手拭きなどの用途で気軽に使用できるでしょう。

ホルダーがなくても簡単に使えることもメリットの一つです。引っ張れば紙が取り出せるため、洗面台・キッチン・トイレなどに置くだけで、衛生的に手が拭けます。

ポップアップタイプの紙は、ティッシュのような軽い素材のものもあれば、厚紙のようなしっかりとした素材のものもあります。紙質によって適した用途も変わってくるため、どのような場面で使うのか考慮したうえで選ぶのがおすすめです。

ロールタイプ

ロールタイプは一般的な家庭でもよく使用されており、トイレットペーパーのように紙が芯に巻きつけられています。俗にキッチンペーパーと呼ばれているのが、このロールタイプのペーパータオルです。ポップアップタイプよりはやや値段が高いのが難点で、壁などに設置する場合はホルダーを用意する必要があります。

ポップアップタイプは1枚ずつしか取り出せませんが、ロールタイプは多くの紙をすぐに取り出せます。そのため、大量に使うことがあるならロールタイプがおすすめです。

基本的にロールタイプでは吸水性に優れた紙が使われています。特に、エンボス加工が施された紙は表面に起伏があるため、油などもきれいに拭き取れます。設置場所を工夫する必要はありますが、キッチン周辺でペーパータオルを使うならロールタイプを選ぶのがよいでしょう。

洗えるタイプ

返し使える紙を採用している商品もあります。このタイプのペーパータオルは、洗えば10回ほどは使えるものが多いです。そのため、初めのうちは手拭きとして使い、最終的にはコンロや床の掃除に使うなど、段階的に使い方を変えていくとよいでしょう。

洗えるタイプは水に強いため、濡れた食器を拭く用途にもおすすめです。ただし、雑菌なども繁殖しやすいため、衛生面には十分注意しなくてはなりません。食中毒などの原因となる恐れもあるため、何度も洗った紙で食材の水気を切ることは避けましょう。ペーパータオルというよりも、通常のタオルに近いタイプです。

ペーパータオルのメリット


ロールタイプのペーパ^-タオルをちぎる様子

ペーパータオルには、ティッシュペーパーやタオルにはない多くのメリットが備わっています。なかでも、最大のメリットは衛生的に使用できることです。洗えるタイプを除き、ポップアップタイプやロールタイプはすべて使い捨てです。タオルのように雑菌が繁殖する恐れがないため、安心して利用できます。

新型コロナウイルス感染症の流行以来、飛沫感染防止の観点から多くの飲食店がハンドドライヤーの稼働を停止し、ペーパータオルはその代わりとして導入されています。アフターコロナの時代では、ペーパータオルは欠かせないアイテムだといっても過言ではありません。

吸水性・吸油性に優れていることもペーパータオルのメリットの一つです。濡れた手を拭く、食材の水気を切る、窓ガラスの結露を拭き取るなど、ペーパータオルは多様な場面で活用できます。吸油性に優れた商品なら、フライパンの余分な油を吸い取る用途にも使えるでしょう。また、コンロや換気扇の油汚れにも対応できるため、キッチンに置いておくと重宝します。

同じようにティッシュペーパーも吸水性には優れているものの、すぐ破れてしまうため、水を拭き取る目的には適しません。一方、厚みがあって頑丈なペーパータオルなら簡単には破れず、掃除などでも便利に使えます。拭き取るのに大量のティッシュを要する水こぼれもペーパータオルなら少ない枚数で処理できるため、コスト削減にもつながるでしょう。

その他、汚れてもいちいち洗う必要がなく、手間がかからないメリットもあります。タオルを掃除などで使う場合、汚れたときは洗濯して乾くまで待たなくてはなりません。一方、使い捨てのペーパータオルなら、汚れても次の紙を取り出すだけで良いため、作業がはかどります。

ペーパータオルの選び方

ペーパータオルを選ぶときは、形状・紙の特徴・価格などに着目することが大切です。

先述のとおり、ペーパータオルの使い勝手は形状によって異なります。例えば、1枚ずつ紙が取り出せるポップアップタイプは衛生面に優れているため、清潔感を重視する場合におすすめです。一度に大量に使うなら、ロールタイプのほうが使いやすいでしょう。形状ごとの特徴を押さえ、自分の用途に合った商品を選んでください。

ペーパータオルの紙には、二枚重ね・再生紙・未晒しなどの種類があります。紙が二枚セットになった二枚重ねは、値段は張るものの吸水性が高く、あらゆるシーンで活用できる万能タイプです。環境に優しい再生紙は低価格で破れにくく、しっかりと手を拭きたい人に向いています。未晒しは漂泊していない茶色の紙で、紙自体の汚れを目立たせたくないときや、おしゃれを重視する店舗での使用におすすめです。

ペーパータオルの紙のサイズには大判・中判・小判の3種類があります。大判は清掃向きで中判は万能型、小判は手拭き向きと、サイズごとに適した用途が異なるため、考慮しましょう。使い捨てのペーパータオルは気軽に使える価格のものを選ぶことも重要です。

『容器スタイル』でのおすすめ商品は「PSニュースペーパータオル 中判 シングル」です。ポップアップタイプで使いやすく、環境に配慮した再生紙を使用しています。小さなサイズの「PSニュースペーパータオル小判 」なら狭いスペースにも置けるため、手拭きなどの用途に活用するとよいでしょう。

まとめ
手拭き・掃除・食材の水気切りなど、さまざまな用途に使えるペーパータオルは便利なアイテムです。基本的に使い捨てタのため、衛生面が気になる人やタオルなどを洗いながら使うのが面倒な人は、積極的に活用することをおすすめします。

なお、ペーパータオルは形状や紙の種類によって適した用途が異なるため、注意が必要です。自分に合った商品を選び、毎日の利便性を向上させていきましょう。



この記事を書いた人

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

長谷川 博俊(はせがわ ひろとし)

2019年折兼に営業職として入社し、名古屋支社に配属。
現場での営業経験を積んだのち、2022年に通販事業部に異動。
通販MDとして容器スタイルの掲載商品数増や、名入れスタイルの顧客対応をしています。
MDとして培った商品知識を生かした記事を執筆していきます。

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